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2024/09/26

見守られていました。

公正取引委員会、通称:公取を主人公にしたドラマがありましたが、本日の法定研修会は不動産業界の公取:不動産公正取引協議会の佐藤友宏事務局長を東京からお招きしての研修会でした。
研修場所の福山駅前周辺は昭和・平成から令和への再開発がすすんでいました。
本日の研修会ではおもに福山市、尾道市、三原市の不動産業者が90分と30分の研修にのぞみました。
佐藤事務局長は講習中は終始起立したまま50ページの研修資料を綺麗に時間配分して明確に講義されました。
佐藤事務局長は全国の不動産業者を指導・監督・警告する立場から豊富な経験からの実践的な研修内容でした。
実名は避けながらも苦労した不動産業者への対応や悪質な不動産業者に違約金を課す責任の重さを話されました。
佐藤事務局長は不動産業者に対してけっして上から目線ではなく、不動産業者がお客さんを前にして心無いセールストークを使ってしまう心境を十分に理解されていました。

佐藤事務局長が締めくくりに『 われわれ公取協議会が指導・監督・警告を行わないと国の独立機関:公取が違反した不動産業者名を記者会見などで公表することになる。そのような事が起こる前にわれわれ公取協議会は皆様(不動産業者)を守っている。』と云われたことが公取協議会の本筋だとわかりました。
不動産業界には多くの組織がありますが、今まで不動産公正取引協議会はどんな組織で何をしているのかどんな人がいるのか知りませんでしたが、常日頃われわれ不動産業者を見守って頂いていたのだと気づいた本日の研修会でした。