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2020/02/18

ウィルスとワクチン

 数年前にあった話。ある農家の方が畑一面を菜の花畑にして、畑の道端に「菜の花、ご自由にお持ち帰りください。」と立て看板を立てた。通りがかりの人たちが、何束か頂いて持ち帰っていく。数日後、トラックでやってきた男が、畑一面の菜の花をすべて刈り取って行った。
 百人に一人でも、千人に一人でも、こんな困った人間があらわれるから、「お一人様3束まで」とか「業者の方または販売目的の方はご遠慮ください」などの追加の看板が必要になってくる。
  昨日の広島会場(平和公園内広島国際会議場:受講者600名)に続いて本日呉会場で行われた(午後1時30分から途中5分強の休憩を挟んで午後5時15分まで)研修内容の大部分は、困った人間の困った行ないを止(ヤ)めさすため、六法のひとつ民法の改正がおこなわわれその勉強会。
 
 下手で未熟な医者ほど検査が多いと言うけど、●●●な業者ほど、書類の枚数が多く、文字が小さく、やたらとお客に印鑑を押させる。そんな●●●な業者はのちに、いざとなったら、ベニスの商人シャーロックに豹変してしまう。そんな至上主義的な●●●な業者をおさえるための今回の民法の改正。
 ただ、ウイルスとワクチンの関係、法律の改正はパソコンのアップデートのように完結はない。
 結局●●●な業者はのちのちのために、お客から印鑑、判子、実印、印鑑証明と何やかんやと取り捲る。 
 そういえば、以前半強制的に引き落とされていた、年末の懇親会費、酒と煙草がNGな自分は懇親会をキャンセルしたとき、[貴殿積立金の懇親会費で他の会員が飲食しても異議を申し立てないこと及び懇親会費の返金を如何なる場合も求めない]という書面に署名捺印を求められたのを思い出した。 自分のいる業界はそういう業界なんだと改めて感じた。